Phantomのアッパーボディを外しました。

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指でモーターを勢いよく回してみました。特にひっかりなどはなかったのですが、1番、2番のモーターが若干早く止まってしまいます。少しフリクションロスが大きいようです。モーターの上下を握って引っ張ってみて遊びが大きいようだとよくありません。逆に全く遊びがないのも、ベアリングに縦方向の負荷がかかります。これをスラスト荷重と言いますが、通常のベアリングはスラスト荷重に対する許容値は大きくありません。今回は遊びがないケースでしたが、どちらもこのままだとベアリングが一気に劣化し、シャフトにガタが出てきて消費電流が増えたり、ペラがぶれ出して振動によりカメラの映像に影響を及ぼします。最悪、ESCにも影響が出て墜落も想定されます。

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モーター下部のシャフトに付いているスペーサーとEリング。このスペーサーがモーターシャフトの遊び具合を調整するパーツになります。ペラシャフト根元にあるイモネジでシャフトの入り具合を調整もできるのですが、ここをあまり触りすぎると、芯がぶれてしまう恐れもあるためここを触ることはオススメしません。遊びが大きい場合にはシャフト下部に内径3mmの薄いシムを追加したり、逆に遊びがないときは、真鍮製のスペーサーを削ったり薄いシムに変えたりして調整します。また、広がってしまったEリングは再利用してはいけません。脱落癖がついてしまって、いくらペンチで縮めたとしても強度的には弱くなってます。基本的には使い捨ての方が安心です。それと、ちゃんと溝にはまりこんでいるかの確認も大切です。

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このモーターの場合は、スペーサーの代わりにシムに交換しました。調整後の確認方法としてはモーター上下を握って揺さぶって確かめます。感覚的な判断になりますが、ほんのわずかに上下にシャフトが動く(感覚としては0.1mm程度)位がベストです。目で見えて動くようでは大きすぎです。指の感覚で分かる、、かな。  ちょっとマニアックですが、この0.1mmのクリアランスの違いがモーター性能を大きく左右することもあります。また、モーターの上部を引っこ抜いて、ベアリングにほかの3mmのシャフトを挿して回してみてください。ゴリゴリした感じやシャフトが横に大きく振れるときは、中のボールが劣化してる証拠ですのでベアリングを交換します。ベアリングは圧入されているので、取るときは捨てるので良いとしても、入れるときは特別な圧入の仕方があるので注意が必要です。そのまま叩き込んだりすると、その場でベアリングは死んでしまいます。経験者にやってもらうほうがいいでしょう。

 

 

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完バラついでにボディの塗装もやることにしました。断線に注意してメカを全て取り払いました。この時、基盤で黒ずんでいたり焦げ臭い部分がないか、膨らんだコンデンサがないか、外れそうな半田箇所やコネクタないかも細かくチェクしました。

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寒くなると塗装が難しくなりますが、暖かい室内で匂いも篭らないように換気扇下に簡易塗装ブースを作りました。ただし、換気扇はスプレー飛沫で汚れます・・・。

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続きは後ほど